日本歯科医師の”研修医制度”としての考察。
各大学に於ける歯科医療者の医療知識はほぼ安定した教育がなされていると認められる。しかし歯科医療の技術能力"臨床実践実習"は、共通して全ての大学の学生たちが歯科医療活動に必要な『術者としてのからだの使い方の原則』が身についていないことが考察された。
日本歯科医学教育学会では定例の”教育者のためのワークショップ実施要領”で卒前・卒後医学教育に携わる歯科大学歯学部の教員及び一部の歯科医師臨床研修指導医が一堂に会し、歯科医学教育の改善ならびに教育能力の開発(faculty development)に寄与する目的で熱心に努力しておられたが、それらの効果が著明に表れることがなかったように思われる。とくに研修医や若いドクターは”姿勢”に対する意識が低いようだ。
協力型研修医施設及び民間のHPI歯科医療研究所として、永年にわたって研究してきた歯科医療活動の”原則”のことを指導してみると、研修医たちが口を揃えて
『このように論理的な教育を歯学部で指導していただいていたら、今よりもっと歯科医療活動を楽しく行えて、自信を持って取り組むことが出来たのではないかと思います。』
と述べている。
若い研修歯科医師の悩みを少しでも解決してやりたいと思い、このブログ内で歯科医療の原則のこと、及び歯科臨床実践に活用できる基本となる定義を紹介します。
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